YUASA M&B

ホスピタルソリューション会

平成29年度会議開催報告ホスピタルソリューション会

平成29年度 総会及び講演会

去る平成29年5月19日(金) 関電会館においてM&Bホスピタル・ソリューション会総会が開催されました。

第一部 29年度総会


多山特別顧問

松田事務局長
 

平成29年度総会は、森本会長が事情により参加できなかったため、議事進行を急きょ北村副会長にお願いし、議事進行を行いました。
総会は多山特別顧問および松田事務局長の挨拶よりはじまりました。
多山特別顧問は、
「三重県の企業見学したが、これからは企業の活性化は企業同士が情報を隠しあいせず情報交換をしていかなければいけない。日本が負けているのは、これからどうするかといって勉強しないで、知識だけで勝負している。AIなどでもAIを使うとどう幸せになるかを考えていかなければならない」
松田事務局長は、
「関西の活性化のために皆で一緒に頑張らなければいけない。特にこれからの先端医療についてホスピタルソリューション会で情報交換をしつつ、企業の垣根を越えて関西の発展を一緒にやっていきたい」
と、それぞれの思いを語っていただきました。
総会は、例年通り事業報告・計画・会計監査報告などを行い、滞りなく29年度の事業を開始できる運びになりました。

第二部 講演会

「知って頂きたい健康と医療の話」

大阪労災病院 名誉院長 
医学博士   山田 義夫 先生

「世界トップクラスの長寿大国の日本になっている。

世界トップクラスの長寿大国である。平均寿命は、女性:87.05才男性:80.79才で60年前に比し20才伸びた。
ただし自立して生活できる健康寿命は、女性:74.21才男性:71.19才である。
我が国医療の「光」としては凄まじい医療の進歩がある。 
また世界に冠たる保険医療制度があり、保険証1枚で「だれでも、いつでも、どこでも」治療が受けられる。
影としては医療事故などミス増加があり、訴訟問題などがある。
また勤務医不足と偏在(麻酔科、産婦人科、小児科等)があり、過重労働を強いられる。
患者としても3時間待ちの3分診療が課題である。
さらに医療費の高騰があり、その要因として、老人医療費の高騰(40%)高額医療費(500万円以上、1%)が70%を占めている。また病院そのものの経営も難しくなり、赤字の病院もたくさんある。

長寿大国の「影」としては超高齢社会を迎え寝たきりや認知症が多くなってきた。
働き盛りの過労死・突然死も多くなっている。それらの死亡原因のうち、1位:ガン、2位:心臓病、3位:肺炎、4位:脳卒中である。それらの予防をしなければならない。 
ガンの原因としては、タバコ:禁煙、肝炎ウイルス(B、C型 肝がん)、ヘリコバクタピロリ菌(胃がん)、パピローマウイルス(子宮頸がん)などがある。過飲酒も肝臓などを悪くする。
生活習慣病も危険因子としては、死の四重奏といわれる、肥満(内臓肥満)、高血圧、脂質異常症、糖尿病があり、その要因として喫煙・ストレスなどがある。

それらにならないために 1次予防のポイントして3つのEがある。
食事 Eat、運動 Exercise、睡眠、休養 Enjoyがある。
これからは健康への関心を持つ必要がある。

寿命が長いだけでは意味が無い。 
生きがい、働きがい、幸せを求めてより良い生活の質の向上(QOL:Quality of Life)を心掛けたい。
PPK(ピンピンコロリ)で長く太く楽しくコテッ!がいい。
テレビ、健康情報誌、新聞など健康番組は、過大、誇大広告が多く医師より健康番組司会者を信頼しているようなところもある。
自覚症状がなくても高血圧、脂質異常症、糖尿病、肝機能障害などの病気はある。そのためにも健康診断で事前に体調を把握していきたい。
もちろん健診やドックを過信せず自分の健康は自分で守りたい。
これからはかかりつけ医が必要で悪いところがあれば紹介状を貰い、専門的な治療を受ければいい。
そんな時質問は要領よく症状、病状をきちんと説明する。場合によってはメモを持参するといい。」
など、多岐にわたり有意義なお話を聞くことができました。
会員の皆さんは、熱心に先生のお話しを聞かれており、活発な質疑応答があり、講演会は大変盛り上がりました。


▲PAGETOP